目次
実行するための順序付け
マネジメントというのは、優先順位を決めて実行してチェックして改善してというサイクルのことですな。
優先順位を決める場合、
現状を理想の状態に変化させるために、なにを優先すべきか、ということになりますのです。
現状と理想のギャップを埋めるための手段を明確にする必要があります。
「現時点は売り上げが毎月1000万円だ」
「3年後の月商を5000万円にする」
そのためにすることは何か?
思いつくままに書いてから、優先順位を付けていく。
早起きするとか、
毎日歯を磨くとか、
笑顔を絶やさないとか
お客様に電話するとか、
鼻毛を抜くとか、
そういう、一見くだらないかもしれないことが案外大事。
実行するための順序を決めるときの軸。
緊急度
重要度
得意度・好き度
を考える。
1-1番 重要度が高く、緊急度が低く、苦手で嫌いなもの
1-2番 重要度が高く、緊急度が低く、得意で好きなもの
2-1番 重要度が高く、緊急度が高く、苦手で嫌いなもの
2-2番 重要度が高く、緊急度が高く、得意で好きなもの
3-1番 重要度が低く、緊急度が高く、苦手で嫌いなもの
3-2番 重要度が低く、緊急度が高く、得意で好きなもの
4-1番 重要度が低く、緊急度が低く、苦手で嫌いなもの
4-2番 重要度が低く、緊急度が低く、得意で好きなもの
基本的に4番はやらないか人にまかす。
好き嫌い・得意不得手があれば、どちらを優先すべきか
よくある優先順位マトリックスには、
「スキ・嫌い」というのが含まれていません。
僕が思うに、これが、仕事の優先順位が狂ってしまう原因だと思います。
大切なのは
「自分で意識することです。」
ですから、優先順位を書いたら
「スキ・嫌い」あるいは「得意・苦手」
という軸を作って、マトリックスの手前と向こう側に配置します。
その上で、手前にあるものから片付けていくのがよいと思います。
「嫌いなもの」「苦手なもの」を先に片付けるようにすることです。
7つの嘘その1 : 優先順位をつければうまくいくのか?
その1(1) 優先順位をつければうまくいく、それは幻想です!
その1(2) 「重要性」と「緊急性」で判断することの危険性
その1(3) 「緊急性」の正しい考え方
その1(4) 「やらなければならない」ことはどうすればいいのか?
その1(5) 大きい仕事と小さい仕事、どっちから片付けたらいいのか?
その1(6) 直感を信じること、角度を変えて見ること
7つの嘘その2 : 80:20の法則に従えば、うまくいくのか?
その2(1) すべての仕事が80:20の法則に従うわけではない!
その2(2) スーパー20%・・・16倍の生産性は実現するのか?
その2(3) 時間管理の権威たちがウソをつく理由
その2(4) スーパー20%から学べること
その2(5) 臨界点・・・突破するか?撤退するか?
7つの嘘その5 : 人にまかせれば、うまくいくのか?
その5(1) 人にまかせればうまくいく?:バタ男の失敗-2
その5(2) 仕事を任せるタイミング-「デッドライン・リマインドの法則」
その5(3) 人にまかせるための4つのステップ
その5(4) 視点を変える・・・3つのポイント
7つの嘘その6 :価値観・目標にもとづいて行動すればうまくいくのか?
その6(1) 価値観・目標に振り回されて・・・:セキ男の失敗
その6(2) ポイント1: 目標のためには、目標を忘れる?
その6(3) ポイント2: 価値観は、アタマの中では作れない!
その6(4) ポイント3: 目標を立てるときは、構えない!
7つの嘘その7 : デキるビジネスマンは、時間管理がうまいのか?
その7(1) 実は、「デキる」人は時間管理をしていない?
その7(2) タイプ1 「切れ者」と時間管理の関係
その7(3) タイプ2力でこなす 「タイプA」
その7(4) 「タイプA」の落とし穴とは?
その7(5) 「タイプA」は時間管理で、さらに進化する!
その7(6) 「切れ者」でも「タイプA」でもない場合はどうする?
将来何が役に立つかはわからない、わかっていたらそれは役に立たない
結局、何があとでの準備につながるのか、将来のビジネスにつながるのかなんて正確にはわかりません。必ず成功するなんてわかっていることは、他のみんなもそう考えるだろうから競争は必死で、成功するのは大変で、それには事前の準備などとは異なる別の要素が成功には必要になるでしょう。
これから何が成功しそうか教えてくれなんて言ってくる人はなにかそのへんで大きな勘違いをしてるんだと思います。まわりがSNSやブログで成功したからといって、それでうまくいくかといえば、みんなが使っていて競争が激しい分、成功は大変なのは考えてみればわかるはずです。
すこし話がズレましたが、結局、事前の準備とか将来のための仕事だとかって、ある意味では賭けで、無用で無意味な感じがすることでもやってみようと思う好奇心みたいなものがないとダメだと感じたわけです。